OPPO Reno8 Pro 5G(中国版)レビュー

2023-06-06 · Tomoki Ikegami

"OPPO Reno8 Pro 5G(中国版)を実際に2ヵ月間使ってみて感じたこと"

OPPO Reno8 Pro 5G(中国版) を買った理由

 前回使っていたMoto G Pro(Motorola社製)のNFCが壊れてしまったので、新しいスマホを買うことにしました。

 スペックとデザインを見て、納得のいくスマホを色々と探していたらOPPO Reno9にたどり着きました。アリエクでReno9とReno8 Proが同じくらいの値段(約5万円)で売っていたので、Reno8 Proを買うことにしました。

外観

 Aliexpress Srandard Shipping で2週間くらいで届きました。もう少し時間がかかると思っていたので驚きました。

 箱や充電器は白で統一されています。本体を保護するクリアケースも付属してきます。ガラスフィルムをスマホと一緒に注文しました。

箱の外観
☝ 箱の外観
付属したクリアケース
☝ 付属したクリアケース
付属の80W充電器
☝ 付属の80W充電器
機体正面画像
☝ 機体正面画像
斜めからその1
☝ 斜めから
上側部分
☝ 上側部分
下側部分
☝ 下側部分

セットアップ

通信環境

 mineo dプラン のSIMを差したら問題なく使えました。5Gもちゃん繋がります。

言語

 始めは中国語になっているので、日本語にして使います。中華スマホを日本語にする方法をYouTubeで紹介している方1がいるので参考になります。

起動画面
☝ 起動画面
起動後の画面
☝ 起動後の画面
初期のホーム画面
☝ 初期のホーム画面

アプリ

 Google Playストアは始めからインストールされていたので、好きなアプリをポンポンとインストールしていきました。

 中国版のスマホなので、中国語で書かれたアプリがたくさんインストールされています。大事なアプリは消せないようになっているので、どんどんアンインストールして問題ないです。どんなアプリなのか試しに開いてみてから消していくのもアリです。(私はそうしました。色んなアプリがあって面白いです笑)

 個人的にインストールすると便利になると感じたアプリを紹介します。このアプリをインストールすると、純粋なAndroidスマホのような使い勝手になります。

百度ブラウザ
☝ 百度ブラウザ

良いと思ったところ

外観

 色が鮮やかでオシャレです。見る方向によって色が変わる不思議な塗装です。

ピンクに見える
☝ ピンクに見える
青に見える
☝ 青に見える

ディスプレイ

 ベゼルが狭く、コンパクトな外観なのにディスプレイが大きくて感動します。AMOLEDディスプレイなだけあって、発色もとても良いです。リフレッシュレートが 120Hzなので、画面切り替えやスクロール時がかなり滑らかな印象です。

Multi-Srceen Connect

 PC画面にスマホ画面を映して、しかも操作までできるのが驚きです。クリップボードが同期したり、ファイル送信がスムーズにできるのも便利です。

クイック起動

 指紋認証後にそのまま指をスライドさせるとアプリを開ける機能です。よく使うアプリを登録しておくととても便利です。左、左上、上、右上、右の5方向にアプリを登録できます。(登録できるアプリは合計5つ)

充電が速い、持ちも良い

 80W充電ができるので、10分くらいで半分近く充電できるのが衝撃的( ;∀;)。バッテリー管理のソフトもしっかりしていて、生活リズムに合わせて充電速度を調整したり、バッテリーを節約してくれます。

デザインを色々変えれる

 文字の大きさだけでなく、フォントサイズも3種類選ぶことが出来ます。このほかにもアプリアイコンのデザインや大きさを変更できたり、アプリの配置場所(ホームに全て置くか、使うアプリだけホームに置いてあとはアプリ一覧に置くか)などの設定もできます。

画面内指紋認証

 画面下側にタッチすると指紋認証をことができます。標準では指紋認証時のエフェクトが渦ですが、火花などに変えられます。もちろんエフェクト無しにもできます。

常時表示ディスプレイ

 スリープ時でも、スマホを手に取ったなどにディスプレイが表示される機能です。ここで表示される画面はロック画面とは違う画面で、好きな文字や模様を設定しておいて表示させることができます。

画面分割

 画面を上下で分割して、2つのアプリを同時に開くことができます。マルチタスクに便利です。

カメラ機能が充実

 海外レビューなどを見ると、カメラが残念というコメントを見かけますが、個人的には良いと感じました。

 Reno8 Pro には MariSilicon という画像処理専用のプロセッサ(NPU)を積んでおり、確かに画像の仕上がりに癖があるように感じました。癖はありますが、逆光でも綺麗な写真が撮れたり、暗い場所でも撮りたいものがしっかり映ってくれる印象です。

 インカメラ/アウトカメラ同時撮影、超広角撮影、240fpsスローモーション、映画モード(動画モードなのに、WB:ホワイトバランス、シャッター速度、露出、ISO、フォーカスを設定できる)など、楽しい機能がたくさんあります。

 撮った動画を簡単に編集できる機能もあって、テーマを選ぶといい感じの動画を作ってくれます(笑)

撮影画像例1
☝ 撮影画像例1
撮影画像例2
☝ 撮影画像例2
撮影画像例3
☝ 撮影画像例3
撮影画像例4
☝ 撮影画像例4
撮影画像例5
☝ 撮影画像例5
撮影画像例6
☝ 撮影画像例6
撮影画像例7
☝ 撮影画像例7
撮影画像例8
☝ 撮影画像例8
撮影画像例9(AIシーン強化あり)
☝ 撮影画像例9(AIシーン強化あり)
撮影画像例10(AIシーン強化なし)
☝ 撮影画像例10(AIシーン強化なし)
撮影画像例11
☝ 撮影画像例11
撮影画像例12
☝ 撮影画像例12
撮影画像例13
☝ 撮影画像例13
撮影画像例14
☝ 撮影画像例14
撮影画像例15
☝ 撮影画像例15
撮影画像例16
☝ 撮影画像例16
撮影画像例17
☝ 撮影画像例17
撮影画像例18
☝ 撮影画像例18
撮影画像例19
☝ 撮影画像例19
撮影画像例20
☝ 撮影画像例20
撮影画像例21(AIシーン強化あり)
☝ 撮影画像例21(AIシーン強化あり)
撮影画像例22(AIシーン強化なし)
☝ 撮影画像例22(AIシーン強化なし)
撮影画像例23(キリギリス画像)
☝ 撮影画像例23(キリギリス画像)

残念に感じたところ

手になじまない

 海外レビューにもあったように、持った時のフィーリングが悪いです。Reno9はエッジが丸いデザインに変更されてるので、不快に感じた人が多かったのかも知れません。カメラも出っ張っているので、置いたときにグラグラします。

 ケースをつければ解決する問題なので、気に入ったデザインのケースを探せばよいです。手になじむようになりますし、グラグラも解消します。

ところどころに中国語

 OPPO Reno8 Pro 5G(中国版)では一部日本語ならない部分があるので少し不便です。(ウェブ検索を押すと、自動的に百度ブラウザが立ち上がってくるなど)

 ほとんど日本語になるので気にするほどでもないです。

スローモーション動画に音が入らない

 スローモーション撮影をすると、動画に音が入らないので残念です。音は別に用意するしかなさそうです。

Googleマップのタイムラインが使えない

 Googleマップでロケーション履歴をONにすることができません。写真の位置情報は記録されますが、移動中の情報は記録されないので、タイムラインを楽しんでいた人は残念に感じると思います。

自動起動が勝手にOFFになる

 スマホの起動と同時に起動するアプリを自動起動で設定できます。でも、バッテリー節約のためにシステムが自動起動を停止する機能があって、大事なアプリ(アラームなど)の自動起動が勝手にOFFになることがあります。

イアホンジャック、SDスロットがない

 このスマホに限ったことでがありませんが、最近の上位機種はイアホンジャック、SDスロットがついていない場合が多いです。無線のイアホン、Type-Cコネクタに繋がるイアホンなどを使う必要があります。

 後でSDカードを使ったストレージの拡張はできないので、写真や動画、音楽などのデータをたくさん保存する人は、はじめからROM容量(ストレージ)の大きなモデルを選ぶのがおススメです。

まとめ

 今回は OPPO Reno8 Pro をメイン機として使った感想をレビューしました。

 少し不便感じる部分もありますが、値段の割にかなりハイスペックでオシャレなスマホです。

 スマホで色々な作業を快適にガンガンこなしたり、たくさん写真を撮ったり、長時間作業をする人には特におススメの一台だと感じました。

 メイン機として今後もどんどん使っていきたいと思います!

参考文献


  1. YouTube「中華スマホを日本語化する方法 をOPPO A83 で解説!」、(https://www.youtube.com/watch?v=sAE3VTJrGjc&t=148s↩︎